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Concept

住まいづくりは、未来づくり。
大切な人との日々の生活、これからの生き方をあらためて見つめることから始まります。
アドバンスなら、土地探しから建築・設計、アフターメンテナンス、
リフォームに至るまでトータルにサポートすることが可能です。
いつも、暮らしのすぐそばに…それが私たちの願いです。

家づくりへの想い

     専務取締役 尾部 満
 私は20数年前に初めて花粉症を発症しました。
それまで全く、アレルギーなどとは縁がありませんでした。
それから数年後、新築住宅に住むと体調がおかしくなるという話が聞こえてきました。
私も体調が悪くなるという処まではいきませんでしたが、新築の臭いは気にはなっていました。
シックハウスがマスコミで話題になるのと並行して、私のアレルギーもどんどん進行していっていきます。
冬場になると、寒冷蕁麻疹で顔がひりひりして真っ赤になり、荒れて皮がめくれて来たり、本屋さんに長くいると、気分が悪くなって来たり、バーベキューの煙で涙が止まらなくなったり・・・。
当然、新築住宅も頭痛、吐き気を感じるようになっていきました。
それからシックハウスについて、いろいろ勉強するようになりました。
 日本の住宅は、安くて美しいメンテナンスフリーな物を追求してきたために、ほとんどが新建材で造られています。
新築住宅で化学物質を採取すると、約900種類もの化学物質が検出されるそうです。
しかし、2003年7月に施工されたシックハウス法では、たった2種類の物質を規制しただけでした。
厚生労働省では13の物質の指針値が指定されているに関わらずです。
これは私の勝手な想像ですが、多くの物質を一度に規制すると、住宅建材がほとんど生産することが出来なくなったのではないかと思います。
2物質以外を規制することが出来なかった行政は、24時間換気することによって、部屋の中に発生する化学物質を排除するようにしたのです。
この時に決められた基準が「F☆☆☆☆」と言う基準です。
これがかえってこの基準を使っていれば全く安全であるという錯覚を与えてしまいます。
建売住宅の営業マンが「我が社の住宅は「F☆☆☆☆」の建材を使っているから安全ですよ。」と自信満々に営業をかけたり、建材メーカーの営業マンが「この商品は「F☆☆☆☆」だから安全です。」と自信たっぷりに話したり。
分譲住宅を見に行かれた方なら耳にされた方もおられると思います。
しかし、彼らは嘘をついているわけではなく、彼ら自身も本当に安全であると信じているのです。
24時間換気にしても、換気扇と各部屋に吸気口と言う形で取り付けるようになっていますが、ただ単に部屋に吸気口を付けただけで、100%循環出来ているかどうかわかりませんし、仮に循環出来ていても、冬場でしたら外気の冷たい空気が入ってきますので、住まわれている方が寒さを感じれば換気扇を止めてしまわれる方も多くおられるようです。
私はこのシックハウス法は全く持って悪法だと思っています。
だから私たちは自分自身で自分の健康を守らなければならないのです。アレルギーと言うものは、発症しなければなかなか解らないものです。
今何も感じなくても、いつ発症するかわからないのです。
安らぎの場であるマイホームでそんなつらい目に合うようなことがあってはならないのです。
私は、そしてアドバンスはそんなことが絶対に起こらない住宅に住んで頂けるような住宅を造っていきたいと思っています。
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