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ちょっとした話ブログ

リネンを楽しむ

2021-06-09
リネンと麻の違いとは
 ジメジメした季節には、さらっとした肌触りのよい生地を身にまといたくなりませんか。
さらっとした生地と聞いて思い浮かべるのは、「リネン」の生地ではないでしょうか。

 「リネン」とは、亜麻科の一年草から作られる天然の繊維のことです。

よく混同してしまうのが「リネン」と「麻」ですが、「麻」とは植物の茎からとれる生地の総称で、その中でもフラックス(亜麻)から作られる生地が「リネン」なのです。
品質表示で、麻100%となっていても、リネン100%とは限らないのが、ちょっとややこしいところです。
麻の生地の種類には、ラミー(苧麻)、ジュート(黄麻)など他にもたくさんの種類があります。主に衣類や寝具に使われるのは、柔らかく毛羽立ちにくいリネンと、シャリ感や光沢感のあるラミーで、耐久性や保温性に優れたジュートは、バッグやカーペットに使われます。

 リネンは、西洋では高級素材として大切にされてきました。
コットンに近い柔らかさを持つ上に、吸湿性はコットンの4倍で、汗や水分を吸い取ってくれます。

さらに撥水性も高く、吸い取った水分をすぐに発散して、カビや雑菌の繁殖を防いでくれます。

まさに、夏にピッタリの生地なのです。


リネンの心地よさの秘密とは
 リネンが心地よいのは夏だけではありません。

繊維の内側に空気を含んでいるので、体温で温まった空気を体の周りにとどまらせてくれるのです。
そのため、冬の寝具としても好んで使われます。
また、リネンは繊維の中に汚れをはじく成分を含んでいて、汚れが染みにくく、汚れても落ちやすいという特長もあります。

清潔に保ちやすく、洗えば洗うほど柔らかくなるので、シーツやタオルなどにもよく使われます。
ただ、シワになりやすいので、衣類としてはお手入れが面倒という欠点もありました。

 そこで、最近人気なのが「コットンリネン」です。
リネンのよさにコットンの通気性や扱いやすさをプラスした生地で、コットン多めならシワになりにくくふんわり、リネン多めなら風通しよくシャリ感ありと、着心地とお手入れのしやすさ両方を叶えた生地なのです。

ワンピースやシャツ、パンツに取り入れて、夏の涼しいお洒落を楽しみたいですね。
シワが気になる場合は、お洗濯後、水が垂れるぐらいの状態で陰干しを。水の重さでシワが和らぎ、乾きも早いですよ。 

 大切に扱えば何十年も使い続けることができるともいわれるリネン。

衣類以外でも、光を通すレースカーテンの代わりにするもの良いですね。
一気に、ナチュラル感が増します(#^.^#)

お洒落さと快適さを備えたリネンで、涼しい夏を楽しみましょう。

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